
普段何気なく目にしている「窓」。
外からの心地よい光や風を取り入れるだけでなく、室内の温度や静けさ、さらには省エネによる環境への配慮にまで影響を与える、いわば住まいの「性能の要」ともいえます。今回は、高性能な窓を通じて健康と快適さを提供している株式会社エクセルシャノンを取材しました。
お話しを伺った人

インタビュアー

大塚:初めまして! インタビュアーの大塚です。 この企画では、住まいづくりに関する企業を取材し、皆さんがどんな思いで家づくりに携わられているのかを深堀りします。 今回は株式会社エクセルシャノンを取材します!
目次
花巻工場に潜入!窓の製造工程を見学してみた

東北の寒さにも負けない、高性能な窓が生まれる現場へ!
エクセルシャノン花巻工場では、快適な住まいを支える 完全樹脂のトリプルサッシがどのように作られているのか、その秘密を探るべく工場見学に行ってきました。
▶ 「押し出して」変形する
大塚:まず最初はどのような工程になるのでしょうか?
担当者:まず、原料の塩ビ(ポリ塩化ビニル(PVC))樹脂を加熱して溶かします。それをサッシの形の金型に押し出して成形するんです。
大塚:なるほど。その工程では何か工夫があるんですか?
担当者:はい。サッシの内部を中空構造にすることで、断熱性能を高めています。加工精度を高めるためには温度管理が重要で、均一に加熱しないと品質に影響が出るんですよ。
大塚:なるほど!温度管理がポイントなんですね!
▶まるで水族館?大きな水槽がある理由
大塚:その先には大きくて長〜い水槽がありますね!
担当者:はい、押し出した樹脂をすぐに冷やして 形を安定させるためです。
大塚:水槽がこんなに長いのはなぜですか?
担当者:均一に冷却することで、樹脂の収縮を抑えてサッシとしての強度を確保するためですね。
大塚:この工程だけでもかなりの手間暇がかかってますね。
▶快適な住まいのカギ!組み立て工程
担当者:一定の長さにカットして、それぞれの窓枠サイズに合わせて加工した後は組み立て工程に進みます。ここが断熱性、気密性、遮音性を高める重要なポイントなんです。
大塚:具体的にどんな工夫がされているんですか?
担当者:エクセルシャノン独自の技術で、精密な加工と組み立てを行い、窓枠の強度を確保しながら、すき間をなくして気密性を向上させています。
大塚:なるほど、その技術が快適な住環境をつくるカギなんですね!
▶「トントントン」職人技が光るガラスセット
担当者:最後に、断熱性や防音性に優れた複層ガラスを窓枠にセットします。
大塚:実際に見ていましたが、ガラスが割れないような絶妙な力加減で、金槌で叩きながらサッシにはめ込んでいくのは、まさに職人技ですね!
担当者:ありがとうございます。精密な作業が求められるので、経験と技術が重要なんです。

大塚:こうして、しっかりした窓に仕上がっていくんですね。
担当者:はい。でも、ここで終わりではなく、最後に品質チェックを行います。弊社の厳しい規格に合格したものだけが出荷されるんです。
大塚:安心して使えるように、また、しっかりと性能を発揮できるように検査しているんですね!
▶まるで宝箱!管理倉庫で見つけた驚きの窓枠とガラスたち
大塚:梱包された窓は、このあとどうなるんですか?
担当者:専用の管理倉庫で発送先ごとに保管されています。
大塚:倉庫を見て驚きました!こんな色の窓枠があるんだとか、こんなに大きな窓も作れるんだって、まるで宝箱を探検しているみたいでワクワクしました。
担当者:実は、これだけ大きな窓が作れるようになったのは、樹脂サッシの耐久性が向上したおかげなんです。以前までは難しかったんですが、研究を重ねて生産可能になりました。
大塚:最近の住宅では、家の中と外とのつながりを大切にする設計が増えています。それを実現するために窓はその役割の大きな部分を占めています。加えて断熱性による快適性の実現など、窓の役割は凄いですね!
「窓」にかける想い ~職人たちの技術と情熱~
製造工程を実際に見学し、 ひとつの窓が完成するまでに多くの人の技術と経験が結集されていることに感動しました。窓枠の成形、ガラスの組み込み、気密性の確保、品質チェックまで、どの工程も細やかな職人技の積み重ねです。
エクセルシャノンが窓づくりで特に大切にしているのは、 堅牢性・性能・メンテナンス・デザインの4つの視点。見た目の美しさだけでなく、快適で長く使える窓を実現するための社員皆さんのこだわりや挑戦を深掘りしていきます。
①「堅牢性」~長く安心して使える窓の秘密~
大塚:“堅牢性”とは、具体的に何を指すんですか?
担当者:例えば、シャノンウインドのフレームは2.5ミリ以上の厚みを持たせています。これにより、歪みにくく、長期間安心して使えるよう設計されているんです。
大塚:フレームがしっかりしていると、気密性や断熱性にも貢献しそうですね。
担当者:まさにその通りです。サッシの強度を高めることで、窓の性能を長期間維持できますし、外気の影響を受けにくくすることにもつながるんですよ。

②「性能」〜窓が暮らしを快適にする!断熱・気密・遮音の重要性~
大塚:窓の断熱性能って、住まいの快適さにどれくらい影響するんですか?
担当者:実は、窓からの熱損失の割合はとても多く、冬は52%・夏は74%が窓を通して逃げています。だからこそ、窓の断熱性能を高めることは、快適な住まいづくりに直結するんですよ。
大塚:そんなに影響があるんですね!具体的には、どんな技術で断熱性能を向上させているんですか?
担当者:例えば、複層ガラスを採用することで、熱の出入りを抑えています。また、樹脂窓の進化により、大きな窓でも高い断熱性を実現できるようになりました。
大塚:以前までは大きな窓の断熱が難しかったんですね。
担当者:そうなんです。でも、技術の進歩とあらゆるノウハウの蓄積により、今では開放感のある大きな窓でも快適な室内環境を実現できるようになりました。

③「メンテナンス性」~長く快適に使える工夫とは?~
大塚:窓は一度設置すると交換が難しそうですが、メンテナンスのし易さについてはいかがでしょうか?
担当者:その点も考慮して、ゴムパッキンの二重構造 や メンテナンスしやすい設計を採用しています。
大塚:ゴムパッキンを二重構造にすることで、どんなメリットがあるんですか?
担当者:気密性を向上させつつ、劣化しやすい部品を交換しやすくすることで、長期間快適に使用していただけるようにしています。
大塚:メンテナンスのし易さって、住んでからの快適さにも大きく影響しますね。

④「デザイン」〜窓は家の印象を決める重要な要素!~
大塚:窓って、機能だけじゃなくデザイン面でも大切ですよね?
担当者:はい。窓は住宅デザインの一部なので、意匠性や操作性にもこだわっています。
大塚:確かに、ヨーロッパの住宅を見ると、窓が外観のアクセントになっていますよね。
担当者:そうですね、昨今では日本の住宅でも外とのつながりのために、大きな開口部を窓によって実現したいと考える声が増えています。そのため、強度面だけではなくガラスの面積を少しでも広くできるように、強度を確保しながらフレームをスリム化するなど、デザイン性と機能性の両立を目指しています。
大塚:デザインにこだわりながら、快適な住まいを実現できるんですね。
対談を終えて
工場見学を通じて、窓が単なる“開口部”ではなく、住まいの快適性を大きく左右する存在であることを改めて実感しました。サッシの成形からガラスの組み込み、気密性を高める微調整、厳格な品質チェックまで、すべての工程に職人の技術とこだわりが詰まっています。
特に印象的だったのは、大きな開口部を可能にした樹脂サッシの進化と、デザイン性と機能性を両立する工夫です。エクセルシャノン社製の窓「シャノンウインド」は、住まいに対して、単に快適性だけではなく、美しさやつかい易さまで考え抜かれていました。
「窓から住まいを変える」- その想いを胸に、エクセルシャノンは日々挑戦を続けています。これからも、住まう人の暮らしに寄り添いながら進化し続ける窓に、期待が高まる見学でした。
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